クレジットカードの中には5%を超える高還元率のクレジットカードがあります。
しかし、いくら高還元率のクレジットカードでも、使わないポイントであれば還元されても何の意味もありません。
ポイントは経済圏のなかで自分の利用シーンに合わせて使うのが一番お得です。
そのためには、まずは「自分の通信キャリアの主力カード」をメインに発行しましょう。その上で「サブカード」となるクレジットカードを最強の2枚持ちとしてライフスタイルに合わせて使い分けましょう。
一昔前まではクレジットカードを究極の1枚に集約して貯めるスタイルが主流でしたが、今はシーンに合わせて使い分ける方がお得を享受できます。
また、今すぐにポイントを貯めたいのなら即日発行できるカードが選択肢の一つになります。
経済圏 | 楽天 | PAYPAY | AU | ドコモ | イオン |
---|---|---|---|---|---|
カード | 楽天カード | PayPayカード | au PAYカード | dカード | イオンカード |
カード年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 G:11,000円 | 永年無料 G:11,000円 | 無料 |
ポイント | 楽天ポイント | PayPayポイント | Pontaポイント | dポイント | WAON |
キャリア | 楽天モバイル | ソフトバンク | au | ドコモ | イオンモバイル |
EC | 楽天市場 | ヤフーショッピング | au PAYマーケット | dショッピング | イオンネットショップ |
銀行 | 楽天銀行 | PayPay銀行 | auじぶん銀行 | ー | イオン銀行 |
証券 | 楽天証券 | PayPay証券 | auカブコム証券 | SMBC日興証券 | マネックス証券 |
クレカ積立 | 楽天カード | PayPayカード | au PAYカード | dカード積立 | イオンカード |
旅行 | 楽天トラベル | Yahoo!トラベル | じゃらん | dトラベル | イオンコンパス トラベルモール |
決済 | 楽天ペイ | PayPay | au PAY | d払い | AEON pay |
グルメ | ぐるなび | PayPayグルメ | au PAYマーケット | dマーケット | ー |
コンビニ | セブン ファミマ ローソン ミニストップ その他 | セブン ファミマ ローソン ミニストップ その他 | ローソン セブン ファミマ ミニストップ その他 | ファミマ ローソン セブン ミニストップ その他 | ミニストップ |
ガソリン | 出光 | コスモ石油 オカモト JA-SS | JA-SS | コスモ石油 | ー |
即日発行できるクレジットカードならではのメリット
クレジットカードできる即日発行は、忙しい生活において非常に便利なサービスです。
このページでは、クレジットカード 即日発行の主なメリットについて詳しく説明します。
メリット①スピーディーな手続きでスマートにお買い物できる
即日発行クレジットカードの最大のメリットの一つは、その迅速な手続きです。
通常のクレジットカードの発行手続きは、申し込みからカードの到着まで数日から一週間程度かかることが一般的です。
しかし即日発行の場合、申込みから数時間以内にカードを受け取ることができます。
急な出張や旅行、急いで買い物をする必要がある場合などに非常に役立ちます。
具体的には、オンライン申し込みを完了すると、審査が迅速に行われ、その結果が即座に通知されます。審査が通過すれば、店舗やサービスセンターで即座にカードを受け取ることが可能です。
また、一部のクレジットカード会社では、オンラインで仮のカード番号を発行し、その場でインターネットショッピングに利用できる場合もあります。このようなサービスは、時間を無駄にせずにすぐにクレジットカードを利用したい人々にとって非常に魅力的です。
さらに、スピーディーな手続きにより、カード利用の計画が立てやすくなります。例えば、大きな買い物を計画している際に、カードの発行が遅れる心配がありません。即日発行クレジットカードを利用することで、計画通りに買い物を進めることができるのです。
スピーディーな手続きは、時間を有効に活用し、生活の質を向上させる大きな要因となります。
メリット②海外旅行など緊急時の対応も可能
即日発行クレジットカードは、緊急時の対応にも非常に役立ちます。
例えば、急な海外への出張や海外旅行が決まった場合、現金だけでは不安が残ります。そのような状況で、即日発行クレジットカードを利用すれば、安心して旅立つことができます。海外旅行先でもカードが使えるため、急な出費が発生した場合でも対応可能です。
また、医療費の支払いが急に必要となった場合など、緊急の支出にも対応できるのが即日発行クレジットカードの強みです。病院の支払いは高額になることが多いため、手元に十分な現金がない場合でも、クレジットカードがあれば問題ありません。
さらに、クレジットカードの利用によって得られるポイントやキャッシュバックも考慮すると、現金での支払いよりもお得になることが多いです。
また、災害時や急な故障による修理費用の支払いなど、予期せぬ支出にも即日発行クレジットカードが役立ちます。これにより、急な出費が発生しても慌てることなく対応でき、精神的な負担も軽減されます。
このように、即日発行クレジットカードは、緊急時の様々な場面で迅速かつ確実に対応できる手段として非常に価値があります。安心して日常生活を送るためにも、一枚持っておくと良いでしょう。
即日発行クレジットカードの意外なデメリット
即日発行クレジットカードには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
即日発行クレジットカードのデメリットについて詳しく説明します。
デメリット①利用限度額に制限がある
即日発行クレジットカードのデメリットの一つに、利用限度額の制限があります。
即日発行のカードは、通常のクレジットカードに比べて利用限度額が低く設定されていることが多いです。これは、カード発行時に簡易的な審査が行われるため、信用リスクを最小限に抑えるための措置です。
例えば、高額な買い物や旅行費用をクレジットカードで賄いたい場合、利用限度額が低いと不足する可能性があります。また、急な出費に備えてクレジットカードを利用したいと考えている場合でも、限度額が少ないと対応できないことがあります。いざという時にカードが使えないという事態を招くことがあるのです。
さらに、利用限度額が低いカードは、月々の支払い計画にも影響を与えます。高額な買い物を分割払いにしたい場合でも、限度額の制限があると希望する支払いプランが選べないことがあります。このため、利用限度額の確認は重要です。
デメリット②利用できるカード会社の選択肢が少ない
即日発行クレジットカードのもう一つのデメリットとして、利用可能なカード会社の選択肢が限られていることが挙げられます。
即日発行のサービスを提供しているカード会社は限られており、すべてのカード会社がこのサービスを提供しているわけではありません。
例えば、特定のカード会社の特典やサービスが魅力的だと感じていても、その会社が即日発行に対応していない場合、他の会社を選ばざるを得ません。自分が本当に望むカードを手に入れることができない可能性があります。また、選択肢が限られているため、年会費や利用条件が自分に合わないカードしか選べないこともあります。
さらに、即日発行に対応しているカード会社の多くは、大手の銀行や信販会社に限られています。中小のカード会社や特定のブランドにこだわりがある場合、その選択肢が狭まることになります。このような制約があるため、自分のニーズに最適なカードを見つけるのが難しくなることがあります。
即日発行できるクレジットカードの申し込み方法
即日発行クレジットカードを申し込む際には、特定の手続きと書類が必要です。
また、オンライン申し込みと対面申し込みの方法にはいくつかの違いがあります。このセクションでは、即日発行クレジットカードの申し込み方法について詳しく説明します。
クレカの申込時に必要な書類と手続きの流れ
即日発行クレジットカードを申し込むためには、いくつかの必要な書類があります。
- 本人確認書類……運転免許証やパスポートなどの身分証明書
- 収入証明書……給与明細書や源泉徴収票
身分証明書類は、本人確認を行うための重要な書類です。収入証明書類により、カード会社は申込者の信用度を判断します。
手続きの流れですが、まずはウェブサイトや店舗で申込書を記入します。
その後、必要書類を提出し、審査が行われます。審査が通過すれば即日でカードが発行され、受け取ることができます。
このプロセスは比較的簡単で迅速に進められるため、急いでカードを必要とする人にとって非常に便利です。
オンライン申し込みと対面申し込みの違い
即日発行クレジットカードの申し込み方法には、オンライン申し込みと対面申し込みの2つの方法があります。
それぞれの方法には異なるメリットとデメリットがあります。
オンライン申込
オンライン申し込みの最大のメリットは、自宅から手軽に手続きを進められる点です。インターネットを通じて24時間いつでも申し込みが可能であり、わざわざ店舗に足を運ぶ必要がありません。
また、オンライン申し込みの場合、一部のカード会社では仮のカード番号を即時に発行し、すぐに利用できるサービスを提供しています。しかし、オンライン申し込みは本人確認書類のアップロードが必要であり、インターネット環境が整っていない場合には不便を感じることがあります。
対面申し込み
対面申し込みのメリットは、直接スタッフに質問しながら手続きを進められる点です。特に初めてクレジットカードを申し込む人にとっては、対面での説明が安心感を与えます。
また、店舗で申し込む場合、書類の不備があった場合でもその場で修正できるため、スムーズに手続きを完了することができます。しかし、対面申し込みの場合、店舗の営業時間に合わせて訪問する必要があり、時間が限られている人には不便かもしれません。
このように、即日発行クレジットカードの申し込み方法にはそれぞれの特徴があります。自分のライフスタイルや状況に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
クレジットカードの組み合わせで最強の2枚は?
ポイント経済圏でおすすめを探しているなら、自分の使っているスマホキャリアでクレジットカードを組み合わせるのがベストです。
分散されたポイントは、「ポイント交換サイト」で集約できます。自分で管理できる範囲で複数枚のクレカを使い分けるのが最強の還元率を叩き出すコツです!
以下にその具体的なクレジットカードの最強組み合わせを紹介します。 まずはどんなクレジットカードがあり、どれだけの高還元率であるのか?クレジットカードの特徴を見ていきましょう。
【楽天経済圏】楽天カード×三井住友カード(NL)の2枚持ち
楽天といえば、楽天市場だけではなく様々なサービスを提供している企業です。
各種サービスで集めたポイントは楽天以外の店舗でも利用する事が可能で、限りなく現金に近い存在と言えます。
銀行、証券、モバイル、旅行、コンビニ、ガソリンなど日常のさまざまな生活のシーンで楽天ポイントを利用することができます。とても使いやすい経済圏なので、迷ったら「楽天カード」を使い楽天経済圏を活用するのが良いでしょう。
楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントというものがあります。期間限定ポイントというのが曲者で非常に溜まりやすい面がある一方、利用前に期限が過ぎてしまうと言う悲劇も発生します。しかし様々な店舗で利用することが可能なので、期限をしっかり把握すれば余すことはないでしょう。困った時は100円ショップのダイソーやふるさと納税にも利用する事が出来るので、管理さえ怠らなければ抜群に使いやすい経済圏です。
問題は、楽天モバイルなのですが通信が不安定なため、主キャリアとしては少し使いにくい点です。ただ楽天モバイルの契約がなくても経済圏は問題なく使えるので、楽天カードだけは発行してモバイルだけ未契約という作戦もありです。
対して「三井住友カードNL」は、 楽天経済圏ではカバーできない対象のコンビニ・飲食店で利用すると最大7%の還元率を叩き出す強い味方。2枚持ちのサブカードにはピッタリの存在です。
還元されるポイントもVポイントというポイントでとっても使いやすいです。例を上げると他ポイントへの転用やアマゾンギフトカードの購入に使用できて、1円単位で余すこと無く使用することが出来ます。三井住友カードNLはコンビニを多く利用する方には還元率が高いので必須とも言えるカードと言えます。
2枚を使い分けをする事で、最も効率的なポイント獲得が実現します。ポイントが分散するのでは?との考えもありますが、少しの手間を加えることでポイントを集約することが出来ます。まず迷ったら楽天経済圏からスタートしてみると良いでしょう!
【PayPay経済圏】PayPayカード×イオンカードの2枚持ち(SoftBankユーザーにおすすめ)
PayPay経済圏は、ヤフーブランドからの脱却を掲げ商標名の「PayPay」に統一を図ろうとしています。ECサイトで強みのあるPayPay経済圏と実店舗で強みのあるイオン経済圏と絡めることで、利便性を増強できそうです。
PayPay経済圏には、銀行、証券、決済、コンビニが揃ってるので日常生活で利用する分には不便を感じることはないでしょう。PayPay経済圏を利用する場合は、「PayPayカード」がオススメです。このカードを持つことでYahoo!ショッピングなら常時3.5%付与と、経済圏内でドンドンとポイントを貯めていくことが出来ます。
ポイントの使い道としては、通常のPayPay決済を始めとしてスマホ料金に充当、ヤフートラベルに利用したりする事が1円単位で出来ますので余すこと無くお得を味わえます。街中のスーパー等でも対応店舗であれば利用可能です。しかしスーパーは若干ですが店舗が対応していないので、2枚持ちのサブカードとして「イオンセレクトカード」を選ぶと便利です。
イオンセレクトカードの良いところは、電子マネーWAONの利用時とチャージ時にもポイントが付与される点です。つまりポイントの2重取りが可能になります。利用シーンに合わせてカードを使い分けることで、還元率をより高めることができます。
イオンカードがあると毎月20、30日の「お客さま感謝デー」の日に5%OFFの特典を受ける事が出来ます。年会費も無料で2枚のサブカードとしてはとても優秀です。複数持ちがお得ですが、管理の面で大変になると思うのでメインサブ共に年会費無料がオススメです。サブカードは余裕のある時に使い分けて利用するといいでしょう!
ガソリンに関しては、全国のコスモ石油とJA-SSおよびオカモトセルフというガソリンスタンドで使用することができます。PayPayに対応しているガソリンスタンドはまだ少ないですが徐々に増えていますので今後に期待です。楽天経済圏もPayPay経済圏もそうですが、ネット系には強いですが実店舗には弱い側面があります。実店舗はイオン経済圏を導入してみると良いでしょう。
ソフトバンクユーザーであれば、先ずは PayPay経済圏を軸に考えると良いでしょう。自分が不足と感じるサービスはイオン経済圏にこだわらず他の経済圏を導入することも検討できます。
【ドコモ経済圏】dカードゴールド×JCBカードWの2枚持ち(docomoユーザーにおすすめ)
長年ドコモを使っているというドコモユーザーは多いでしょう。カード還元のために他社キャリアへOkiDokiランドNPは面倒くさいという方には、「dカードGOLD」がオススメです。
dカードGOLDは年会費が11,000円(税込)かかりますが、ドコモ携帯料金が10%還元されるという強いメリットがあります。特に家族でドコモを利用してる方には年会費以上のメリットが見込めます。 今後もドコモを利用し続ける方には絶対おすすめの一枚です。
ドコモ経済圏を利用した上でJCBカードWと言う組み合わせも悪くありません。「JCBカードW」の強みは何と言ってもスタバ利用の還元率が驚愕の5.5%の点です。これはドコモユーザー以外にも使える組み合わせだと思います。特にスタバ好きには良いカードと言えるでしょう。ドコモ経済圏以外の人にもメリットの大きいカードなので発行しておいて損はありません。
還元されたdポイントは、d払い、ホットペッパー、コスモ石油、 SMBC日興証券等で利用すると、日々の生活でお金を払うシーンが少なくなるのでとてもおすすめです。特にローソンやファミマでの利用は1P=1円以上で使うことが出来るので、利用方法によっては還元率がさらに高まることになります。
OkiDokiランドと言うJCBが運営するポイントサイトを利用する事で2〜20倍のポイントが貯まる仕組みがありますので、この様なサイトを経由することでドコモユーザーでありながら楽天経済圏、PayPay経済圏の還元率に近づけることも可能です。
ドコモ回線から離れたく無いという方は、「JCBカードW」を2枚持ちとして他の経済圏を補うという作戦が良いでしょう。
【au経済圏】auPAYゴールド×イオンカードの2枚持ち(auユーザーにおすすめ)
auユーザーなら絶対オススメなのが「auPAYゴールド」です。 このカードの特徴は何と言っても還元率の高さです。 au 契約のスマホ料金だと10%還元とクレジットカード業界最高の還元率です。還元されるポイントは Pontaでローソン等で使用すると還元率はさらに押し上げられます。
年会費が11,000円(税込)しますが、au回線を家族で利用されている方は確実に回収できる金額ですので、カード発行を検討するべき一枚です。 年会費以上のメリットが大きいので発行しないことが損になるかもしれません。
Ponta の使い方は様々ありますが、一番にオススメしたいのがローソンでの利用です。ローソン店内にあるLoppiでPontaを利用する事ができるのですが、 お試し引換券の発券で使うことによりPontaの価値を2倍にすることができます。つまり還元率が最大22倍になります。
さらに、じゃらんやホットペッパーなどで利用する事も可能です。またauPAYマーケットで使用する事でもお得です。「Ponta→aupay限定P」とする事で1.5倍にする事が出来ます。auPAYマーケット内にあるふるさと納税で使う事が出来るため、1.5倍にした上でPontaで納税ができると言う驚きの方法があります。auユーザーはぜひ知っておいて損のない事実です。
しかしながらauPAYマーケットは、後発のECサイトなので店舗数があまり多くありません。ですからイオン経済圏も活用して実店舗での還元率を高めることがお得となります。更にマクドナルドに強い三井住友NLや、スターバックスに強いJCBカードW等も組み合わせて使うと良いでしょう!
獲得ポイントの出口戦略について
ポイントの使い方について本記事で重要性を解説してきました。不要なポイントをいくら貯めても意味がありません。はっきり言って無駄です。
ではどのようにポイントを効率的にそして余さず使うのか?その一例を説明したいと思います。
先にも触れましたが、特にドコモユーザー及びauユーザーは必ず覚えてほしい内容です。それはポイントの出口戦略を【ローソン×dポイント or Ponta】にするという利用法です。
ローソンではdポイントかPontaが利用できるのですが、通常で使うよりもロッピーで使うととてもお得です。ローソンATMの隣に必ずある、あのロッピーです!ロッピーの中にはポイントを引換券に交換する機能があります。これを利用することで1P=2円以上で使用することが出来ます。
あなたに合った育てるべきクレジットカードをスマホキャリアの経済圏別に分類し整理してみました。まずは自分のスマホキャリアを軸に検討してみましょう。
上級者はクレジットカードを2枚持ち3枚持ちと増やして、最も高い還元率を得られるサービスを使い分けると良いでしょう!